スキル
コンディショニング・モーターコントロール・パワーの土台があってこそのスキル
パフォーマンスピラミッドにおける最上層フェーズである【スキル】は競技者であればこのフェーズを強化したい思いに駆られるでしょう。しかしながら、このフェーズを高めるためには土台である【コンディショニング】【モーターコントロール】【パワー】の能力を高めていることが条件であり、そこが伴わない状態で【スキル】の向上ばかりを求めることは傷害の発生リスクを高めることになります。
スキルとは
スキルとは
競技に特化した能力(技術・戦術・戦略・メンタルなど)のことでパフォーマンスUPには最も重要なフェーズとなります。
競技レベルが上がれば上がる程、習得すべき【スキル】の難易度は高くなり身体に対する負荷も高くなってきます。
上記にも書いたように【コンディショニング】【モーターコントロール】【パワー】というフェーズを高め、広い土台作りができている身体であるからこそ高度な【スキル】に耐え得るのです。
但し、トレーニングをしても競技スキルは向上しません。スキルの向上はその競技をすることが一番なのです。
★心から楽しんで競技をすることが競技スキル上達の近道である
競技スキルへの変換のためのパフォーマンストレーニング
スキルと競技
多くの競技で必要な自分の身体を加速させる能力を例として解説します。
陸上短距離の選手がスクワットの重力を挙げてもタイムの向上には直結しないケースが実在しますがなぜなのでしょうか?
それはスクワットは床に対して垂直方向への力発揮のトレーニングとなり、身体を前に進ませるために必要な前進方向へのトレーニングではないからです。
また、同じ加速させる能力であってもサッカーやラグビー選手は多方向に動くことが必要であり、力発揮の方向はさらに多方面になっていきます。このようにスクワット等で付けたパワーを競技スキルに合わせた形に変換する必要があるのです。
当パーソナルトレーニングジムでは、これらを考慮し【コンディショニング】【モーターコントロール】【パワー】で得た能力を競技【スキル】に変換させる架け橋となるトレーニングのことをパフォーマンストレーニングと呼んでいます。