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心の悩みが体に影響する理由~福岡のパーソナルトレーナー兼心理カウンセラーの呟き~

 

こんにちは!

福岡市南区のパーソナルジムPBM パーソナルトレーナー兼心理カウンセラーの森澤です。

今日のテーマは「心の悩みが体に影響する理由」

この内容についてつぶやきたいと思います。

体に携わるトレーナーさんや治療家さんも小耳にはさむぐらいで聞いていただければと思います。

①心理面が体に出る実例

②行動療法

③認知療法

④認知行動療法

⑤さいごに

心理面が体に出る実例

いきなりですが、皆さんに質問です。

 

「とっても不安になってきた。胸が・・・・。」

 

・・・・には、なにが入ったでしょうか?

 

恐らく皆さんの答えは

「苦しくなる」

「しめつけられる」

「キュッとなる」

となったのでは?

 

もう1つ質問です。

 

「みんなの前で資料の発表をしないといけない。緊張してきた。なんだか胸が・・・。手までが・・・。」

 

この・・・には、なにが入ったでしょうか?

 

 

「胸がドキドキしてきた」

「手までが震えてきた」

 

このような言葉が入ったのではないでしょうか?

 

この2つの例も心理状態に伴う体の反応なのです。

 

先ほどの例にもどって説明します。

 

とっても不安になってきた。=(心理状態)胸が苦しい。=(体の反応)

 

みんなの前で資料の発表をしないといけない。緊張してきた。=(心理状態)なんだか胸がドキドキしてきた。手までが震えてきた。=(体の反応)

 

身体に携わるトレーナーとしては、この原理をある程度把握しておかないといけないところかなぁと思います。

いくら体を緩めよう・ほぐそうと思っても、お客様の心理状態が安定していないと体が緊張しっぱなしで改善が難しくなるかもしれません。

 

仮に筋肉の緊張などが取れない場合は、フィジカル面とメンタル面、両方の視点を持っているとアプローチの幅が広まると思います。

 

これからこの考えにいたった原点の心理療法をご紹介します。

 

行動療法

心と体に出る症状に初めに着目された心理療法が「行動療法」と言われるものです。

行動療法はイワン・パブロフ、スキナー、ウォルピなどによって形となった心理療法です。

行動療法は

「刺激」「反応」が起きることをベースにしています。

 

よくある例は

犬がえさを見る=(刺激)唾液が出る=(反応)

梅干を見る=(刺激)唾が出てくる=(反応)

 

この行動療法の目的は「外的な行動を変えて心の悩みを解決すること」で、よくカウンセラーが用いる、心の中の真実を理解しようとする姿勢とは対極にありますが、のちによく心理療法で用いられる認知行動療法の発展に貢献します。

認知療法

この療法はさきほどの行動療法のベースとしている「刺激」→「反応」の間には個々の【認知】が関係していると唱えた療法です。アーロン・ベックという心理学者が提唱しています。

認知療法は

「刺激」「認知」「反応」が起きることをベースとしています。

この新しく唱えた認知は個人の世界観・人生観によって成り立ちます。

ということは2人に同じ刺激を与えても認知によって起こる反応は違うということがわかります。

ピーマンがたくさん入った料理を見て=(刺激)嫌悪感を抱く人もいれば、うれしく思う人=(反応)がいるということはここにあります。

ピーマンに対して過去に嫌な思い出がある人=(認知)は嫌悪感を抱くでしょう。

この認知療法の目的は【歪んだ認知】を変えてその結果健全な反応が出るようにすることです。

わかりやすくピーマンで例えましたが【歪んだ認知】とはもっと深刻なものです。。。(笑)

認知行動療法

認知行動療法は「行動療法」と「認知療法」を統合させたものです。この療法は現在多く用いられています。

特定の創始者はおらず、年が経つにつれて発展してきました。

下の図のように、その個人の環境(そのときの状況・他者・出来事など)と行動・認知・身体・感情が相互作用しているということを認知行動療法では定義しています。

 

※ネットより引用

例を出すと

出来事

約束していたのを当日キャンセルされた

認知 あまり乗り気じゃなかったのかな?・なにか嫌われるようなことしたかな?
感情・気分 不安・悲しい
行動 その人を避けるようになる・人間不信
身体反応 体が緊張・だるい・体が重い・頭痛

このようにすべてが関与・繋がっていることを表しています。

「認知」が変われば「身体反応」も変わるかもしれないし、「身体反応」が変われば「認知」も変わるかもしれないということですね。

さいごに

いかがだったでしょうか?

これで心の悩みが体に影響する理由が分かったのではないかと思います。

もし、現在お悩みを持っている方がいらっしゃいましたらその悩みを今回ご紹介した原理に当てはめて考えてみませんか?

そうすると少し心と体が楽になるかもしれません。

現に私自身も、仕事で少し悩んだときにこの原理を思い出して書き出してます。

そうすることで客観的に出来事を見ることができて考え方が固執されなくなりました。

 

私と同じトレーナーさんや治療家さんも、お客様との対応に生かしてもらえれば幸いです。

 

福岡市南区の当パーソナルジムPBMではフィジカル面・栄養面・今回のように心理・メンタル面の多方向から健康をサポートしております。

福岡のパーソナルジムで健康を手に入れたい方は当パーソナルジムPBMまでご相談ください。

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