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パーソナルトレーニングでの事故多発!安全なジムを選ぶには?

福岡市南区長丘にあるパーソナルトレーニングスタジオPBMの小西基治です。

先日久しぶりに天神に出向いてみたらどこもかしこもパーソナルトレーニングジムだらけとなっていてびっくりしました(;’∀’)

『こんなに一気にできてるけどサービスの質はどうなっているのだろうか?』

思考を巡らせていたところに思わしくないニュースが流れてきましたので、本日は【パーソナルトレーニング中の事故多発で消費者庁が調査開始】っという見出しについて書いていきたいと思います。

パーソナルトレーニングジム消費者庁が調査開始

パーソナルトレーニング中の事故多発!

いきなりショッキングな見出しですが、5月中旬にNHKや新聞各社でも取り上げておられましたのでご存じの方も多いかと思いますが、ここ数年パーソナルトレーニング中の事故による相談が多数寄せられており消費者庁が調査を開始されました。

被害者の多くが女性で重りを持った状態で前かがみにしゃがんでいく動作(スクワットのことかと推測します)を過度に実施したことで腰を骨折してしまったという事例もご紹介されていました。

NHKの放送はこちら 

パーソナルトレーニングの安全性と障害のリスク

 

まず初めにお伝えしておきますと、現在の日本において運動指導における国家資格は存在しません。※なので運動に保険が適応されることはありません。

国家資格がないのなら信用できない!

っとおっしゃられるかもしれませんが、これは運動に限ったことではなく当たり前の業界として認知されているボディケアやネイル・エステに至るまで様々な業界においても同様であります。

また更に、国家資格を持っているからと言って皆さんが信頼できる専門家というわけではありません。なぜかというと国家資格は取得後勉強せずとも資格を保持し続けることができるものが大半であるからです。

例えば栄養士においていえば、私の妻も母親も栄養士ですが取得した当時の常識が今の非常識であるケースはいくつもあるのです。こういった目線で見ると国家資格取得している=素晴らしい専門家というわけではないというのがわかるかと思います。

ただ国家資格がないことで問題なのは

→誰もがその職種に就くことができてしまう・・・

多くのパーソナルトレーナーは寝る間も惜しんで勉学に励み自分自身の健康作りにも注力しているのです。

しかしながら本当に残念ではありますが、全く知識のない方もパーソナルトレーナーとして活動しているというのもまた事実なのです。。。

更に、昨今のボディメイクブームも相まってトレーニング好きの方はもちろん他業種からの参入により異常なスピードでパーソナルジムが出店されており人材の育成が間に合っていないのです。

パーソナルトレーニングの安全性の確保について

運動を指導するにあたっては禁忌事項を含め最低でも下記のような事項について学んでおかなければなりません。

☑運動生理学や運動心理学の基礎知識

☑機能解剖学や解剖生理学の基礎知識

☑栄養学の基礎知識

☑バイオメカニクスやトレーニングプログラム概論

☑適切な評価技術

☑万が一に備えた救命救急の知識と技術

はもちろん、運動指導における注意点として

☑運動の禁忌事項の把握

☑初心者に対するサポートの注意点

☑高齢者に対するサポートの注意点

☑女性に対するサポートの注意点

☑循環器系の疾患保持者に対するサポートの注意点

を学んでおくことは必要最低限の事項だと考えております。

パーソナルトレーニングと法的問題

今回のブログのテーマで取り上げさせていただいたように、パーソナルトレーニング中の事故で消費者庁が調査に動いているような事例は、事故発生からの施設側(パーソナルトレーナー)の対応が不適切であったからに他ならないと考えています。

前述のように当然学ぶべき基礎知識を学ばずしてパーソナルトレーナーとして活動しているトレーナーや開業されている施設は論外として、いくら学んでいようとも・たとえ医学に精通したドクターであろうとも不慮の事故が発生する可能性はあるということでそこに備える対策を打つべきでなのです。では、対策とは何なのか?それは至極当然のことである損害賠償責任保険への加入です。

大手のスポーツクラブでは損害賠償責任保険に加入しているケースが大半であるが、個人事業主が多いパートナートレーニングの業界では加入している方が非常に少ないのが実情です。ちなみに私の知り合いが福岡で新店舗を開設するにあたり業務委託のスタッフを募集して調査したところ202名のうちたったの2名であったという悲惨な事実がありました。

なかなか信頼できるトレーナーが見つからないという話はよく耳にしますが、パーソナルトレーナーとしての知識や技術はもちろん、万が一の事態に備えた知識や保険制度へのお加入をされているか否かもチェックする必要があるのではないでしょうか?

ちなみに、弊社が取得を義務付けているNSCANESTAなど国際的に認められている協会の認定資格を取得している方では協会指定の保険に加入することができますので、パーソナルジムやトレーナーを探される際にはそういった資格を保持し尚且つ損害賠償責任保険に加入されている方を探す必要があると考えます。

パーソナルトレーニングジムPBMの安全性確保に対する取り組み

パーソナルトレーニングジムPBMでは、2011年7月に開業して13年目に突入した福岡では老舗のパーソナルジムですが、これまでただの一度もパーソナルトレーニング中の事故は発生しておりません。それは、【~医療とフィットネスの架け橋へ~革新的な運動を取り入れたライフスタイルの提案で社会に貢献する】というスローガンを掲げており、その想いを実現すべく、所属している全パーソナルトレーナーにパーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導をする最低限の知識を共有するべく最も歴史のある全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCAが認定するパーソナルトレーナーの資格を保有するとともに、万が一に対する備えとしてアメリカ心臓協会(AHA)が認定する一次救命処置の資格の保持を義務づけているからでもあります。

食べ物にもアレルギーがあるようにいくら科学的根拠に基づいた運動を行っても100%安全なものではない。

とはいえ、いくら学びを深めてもリスクを0%にすることは不可能であるため、当然のことではありますが会社として損害賠償責任保険に加入していることはもちろん、個々のパーソナルトレーナーにおいてもNSCAの有資格者が加入できる損害賠償責任保険にも加入している。ここまで万が一の事態に陥った際の対応策をお伝えしてきましたが、当然ながらそうした事態を発生させないことが重要です。

障害を発生するリスクを下げるために取り組んでいること

当パーソナルトレーニングスタジオPBMでは、いきなりトレーニングをすることはありません。

TVや雑誌・YouTubeやInstagramなどのSNSを含め、『〇〇ダイエット』『ウエストを閉めたいなら◇◇エクササイズ』など

目的=エクササイズ

を紹介されていることが多いかと思いますが、パーソナルトレーニングスタジオPBMでは初めてご利用いただく方には必ずぼでぃドックをを受講いただき、75分間の時間をかけてカウンセリング・姿勢評価・動作評価を行いお客様のお身体の現状をきちんと把握したうえでメニューを提供することにしております。

たとえ3カ月で10kg痩せたいという目的であったとしても、お客様はそれぞれ年齢も性別も運動歴も現状の体重も違います。

そうした方に同じエクササイズをご提供するという発想自体が完全に間違っていると考えているからです。

お客様によっては早く運動に取り組みたいとおっしゃる方もいますが、ぼでぃドックをご受講いただきお身体の開設をさせていただいた後には皆様納得の表情でお帰り頂いております。

今回の一連の報道でパーソナルトレーニングに対する不信感が芽生えてしまった方にこそ当店にお越しいただき不安を払拭いただければ幸いです。

※ぼでぃドックの簡単な流れは下記画像をクリックするとご覧いただけます。

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