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福岡市南区のパーソナルトレーニングスタジオ
Personal Body Management
トレーナー兼管理栄養士の吉村俊亮です(^^)
⇓⇓前回までの記事はこちらから⇓⇓
朝食を抜くと本当に太るのか？ ①クエスチョン
朝食を抜くと本当に太るのか？ ②１日の総摂取カロリーから見る
朝食を抜くと本当に太るのか？ ③身体に与える影響とは
今回の記事でこのシリーズは最終回になります。
②③の記事では、朝食を食べる人と食べない人での様々な違いをテーマにした研究を紹介しました。
これらをもとに、簡単にまとめていきたいと思います。
まず、結論から言いますと、朝食は食べないより食べた方が太りにくいです(^^)
健康になるということを考えても朝食は摂ったほうが良い思っています。
１日の総摂取カロリーから見れば、朝食を摂った方が多くなります（②１日の総摂取カロリーから見るを参照）が、他の栄養素も必然的に多くなります。
ビタミン・ミネラルの摂取をしっかり行うことで、三大栄養素（糖質・脂質・たんぱく質）の代謝がうまく回り、エネルギー消費がしやすくなります。
また、夕食から次の日の食事までに時間の空き過ぎを防止してくれるので筋肉の分解も防ぐことができます。
（寝ている間でもエネルギーの消費は行われているので、体内のグリコーゲン（エネルギー源）が枯渇していき、最悪筋肉の分解までいきます。）
それだけではなく、朝食を摂ることで運動の意識や野菜・果物を摂取しようという意識が高くなります（③身体に与える影響とは参照）。
この研究結果自体は、健康意識の高い人ほど朝食を摂っている人が多いという見方も出来ますが・・・
これらを踏まえて、朝食の役目というのは、ただ単に１日のエネルギー・栄養素を充足させるだけではなく、１日の生活リズムを作るものだと考えることができます。
皆様はどのように思いますか？
僕個人も朝食はどんなに時間がなかったとしても必ず何かしら食べるようにしています(^^)
なぜかというと、体内のグリコーゲンが枯渇した状態で、なおかつ食事を摂らなければ、エネルギー源が無くなってしまうため身体の筋肉や脂肪が分解され始めます。
この脂肪が分解される過程で、脳のもう一つのエネルギー源であるケトン体が生成されます。
実は、このケトン体が脳のエネルギー源になり始めると体臭、口臭が強くなります・・・|дﾟ)
お客様の隣に立って、トレーニング指導・ケア等をする立場としてはこれは避けたいところです・・・
という理由で、僕は朝食は必ず食べます(笑)
勿論、健康でいたいです！！
たまに、朝食を摂ると午前中の仕事がボーっとしてはかどらないから、朝食は摂りませんというご意見も聞きます。
朝食を摂らないほうが頭が冴えるようです。
朝食後、昼食後に眠くなったり、頭がボーっとしたりするのは、摂った食事から栄養素を体内に取り込むためにインスリンが大量に出ることによるものです。
インスリンが出て、消化・吸収が進むことで自律神経はリラックスモードの副交感神経優位に傾きます。
こうなると、確かに眠くなって仕事ははかどりません・・・
ただ、これには２つ原因が考えられます。
①ただ単純に食べ過ぎ
何でもそうですが、『過ぎたるは、及ばざるがごとし』です。
もちろん、個人差はあります！
食べ過ぎるとそれだけインスリンの分泌量も増えますので、腹七、八分程度に抑えていただければ解決するかと。
それでも眠くなるという方は、これには該当しません。②について確認してみてください。
②食べているものに高GI食品が多い
高GI食品とは、吸収の速度が速い食品の事を言います。
吸収の速度が速いという事は、インスリンが一気に出てきてしまうので、副交感神経に急に傾いてしまいます。
そうすると、急激なリラックスモードに突入し、眠気が襲ってきたり、頭がボーとしてきたりします(^^;
昼ごはんも同様です。
これが朝・昼と続けば交感神経モードになるのは夕方頃でしょうか・・・
「こいつはいつも飲み会の時だけ元気だなぁ」となります。
また、副交感神経に急に傾いてまうため、その反動で交感神経に傾くのも急です(>_<)
これは血圧の上昇や体調不良のもとになりますので、心当たりのある方は一度食事内容を見直してみるのもいいかと思います。
少し脱線してしまいましたが、書き始めたらキリがないのでこの辺で一度終わっておきたいと思います。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。
久々に長文の記事失礼いたしました。
次回のシリーズは、まだ考えていませんが少しでも皆様の役に立つ情報を書いていけたらと思います。
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