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Personal Body Management株式会社
トレーナー兼管理栄養士の吉村俊亮です(^^)
※現在の施設とは異なります
昨日に引き続きの記事です(^^)
今日の記事が本題です!!
グルテンフリーとは、昨日の記事に書いたように小麦が使用されている食品を食べないようにすることを指します。
日本の食文化は和食で元々小麦の使用量が少ないため、一昔前であれば多くの日本人が無意識に実践していたことです。
しかし、飽食の時代と言われる現代では、小麦はなくてはならない食材の1つになっています。
グルテンフリーという言葉は、なぜできたのでしょうか?
実は、このグルテンフリーとはセリアック病という腸から栄養が吸収できなくなる病気の方や小麦アレルギーの方向けにできた言葉で競技パフォーマンスの向上やダイエットなどのためにできたものではありません。
最近プロテニスプレーヤーのジョコビッチ選手がこのグルテンフリー食で試合中に棄権に追い込まれる原因不明の症状が改善され、そこから世界ランキング上位選手にも勝てるようになったという話もあります。
しかし、これはあくまでもジョコビッチ選手の体内でグルテンに対するアレルギー反応が起きていたことが前提にあります。
通常の方であれば、グルテンは全く問題になりません。
パンや麺など小麦が使われている食品をたくさん食べている選手にも各競技の成績上位者は多くいます。
むしろ、セリアック病や小麦アレルギーを持っていない選手たちが今まで普通に食べていたパンや麺、菓子類などの食品を食べることを禁止されれば、身体のエネルギー源だけでなく、心のエネルギー源も失ってしまう可能性や摂取栄養素の偏りの可能性が出てきてしまい、競技パフォーマンスの低下に繋がるリスクが高まります。
グルテンフリー食は、セリアック病や小麦アレルギーといった疾患を持っている選手には非常に効果的な食事です。
現に僕自身も運動誘発性の小麦アレルギーを持っており、学生時代はグルテンフリー食をうまく活用して練習や試合に取り組んでいました。
しかし、このような疾患を持たない選手にとっては、ストレスや摂取栄養素の偏りなど競技パフォーマンスを低下させるリスクも高まるため、グルテンフリー食にする必要はありません。
これで、今回の吉村担当の記事は終了になります(^^♪
次回はまた2週間後にお会いしましょう!!!
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