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リモートワーク増加は健康問題に直結!?姿勢の重要性!

福岡市南区のパーソナルトレーニングジム、Personal Body Managementの中村治人です。

本年もどうぞよろしくお願い致します!

さて、コロナ禍のお正月いかがお過ごしでしょうか?昨年を振り返ると在宅ワークやリモートワークで姿勢の歪みや肩こり腰痛にお悩みのお客様が年末に向けて多くなったような気がします。在宅ワークやリモートワークではデスクワークを行える環境が整えられず姿勢不良のままお仕事に向かいあっている方が多いようです。このまま本当にデスクワークやリモートワークを推奨にして良いものでしょうか。

姿勢不良は血行不良を引き起こし、身体の不調を引き起こしかねません肩こり、慢性腰痛、偏頭痛、倦怠感、自律神経の不調…etc

健康という広く大きな枠組みの中において、姿勢不良は必ずひっかる問題です。この姿勢不良を解決できるのは運動しかありません。2023年、受け身ばかり治療や整体ではなく運動を取り入れた積極的予防改善という新しい生活様式を始めてみませんか?

姿勢不良を考えます

姿勢不良は血行不良を引き起こし、身体の不調を引き起こしかねません肩こり、慢性腰痛、偏頭痛、倦怠感、自律神経の不調…etc の、様々な症状を引き起こす可能性が存在します。また、私の経験上、生活習慣病をお持ちの方は、姿勢に関する問題をだいたいお持ちです。姿勢と日々の運動量にはおそらく関係性がある(いや、ほぼ100%ある)と思っています。

☆生活習慣病(生活習慣の乱れ)≒姿勢不良(運動量の減少及び低下)

運動量の低下は、運動(関節運動)機能の低下を招きます。これはどういうことかというと、サルコペニアという言葉をご存じでしょうか。

 

サルコペニアとは

サルコペニアとは、加齢による筋肉量の減少および筋力の低下のことを指します(図1)1、2)。2016年10月、国際疾病分類に「サルコペニア」が登録されたため、現在ではは疾患に位置付けられています。サルコペニアになると、歩く、立ち上がるなどの日常生活の基本的な動作に影響が生じ、介護が必要になったり、転倒しやすくなったります。また、各種疾患の重症化や生存期間にもサルコペニアが影響するとされ、現在は様々な診療科にまたがってサルコペニアが注目されています。
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/sarcopenia-about.html より)

つまり、運動量の低下が健康問題に重要な影響を与えるということです。極論ですが、ご高齢の方はまず、家から出て身体を動かすということ一つとしても大事です!最近ではコンビニジムというジャンルも登場し、体力に自信がない方でも気軽に運動施設へ通えるようになってきました。

一方、現役世代でも上記のことは見過ごしてはいけません。このサルコペニアの前段階でフレイル(フレイルサイクル)というものがあります。

(健康長寿ネットより引用)

 

フレイルサイクルについて

フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。しかしフレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。

https://.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/about.html より)

サルコペニアの前段階フレイルとして、

  • 食生活乱れや栄養の低下
  • 運動量の減少及びエネルギー消費量の減少
  • 代謝の低下

などの、生活様式に関する問題が取り巻くように存在しています。これらを積み重ねることでサルコペニアを引き起こす原因になります。

姿勢の乱れというのは、身体への負担を助長するだけでなく、日ごろの身体状況を評価できるものの一つとして考えることができるのではないでしょうか。昨今の例でいえば、リモートワークによるデスクワークの負担は環境の問題もあり、オフィスで作業するよりも身体への負担を大きくする傾向にあるようです。(ご新規様にお伺いする範囲にて)リモートワークは出勤時間の軽減等もあって運動不足は確実に減少しています。コロナ禍である現代の問題点医学的な側面で考えたときに、どうしてもこのフレイルサイクルから抜け出すことが出来ない成人が増えてしまっています。それは姿勢の乱れを感じやすい人が増加した原因の一つであることは間違いないのではないかと考えています。

姿勢改善になぜパーソナルトレーニングをオススメするのか

ずばりそれは、パーソナルトレーナーは動作の専門家であるからです。健康ブームの影響もあり姿勢改善=運動は外せなくなりました。十年前であれば、姿勢改善には骨盤矯正と言っていたかもしれません(骨盤矯正も間違いではありませんが…)

姿勢改善をするうえで考えなければならないことは、

・クライアントの生活状況(ワーク&ライフスタイルなど)

・現状の分析(静的動作と動的動作の中で問題のある部分の共有)

・動作のクセ(動作のパターン)

・体力やトレーニング技術

などでしょうか。例えば、

30代女性
専業主婦
運動経験なし

30代男性
デスクワーク
趣味でフィットネスクラブヨガを週に2回程度実施

 

左側の女性の場合は、運動経験が少ないので難易度の高いエクササイズは控えるべきです。年齢ことを考えると、動作に慣れれば反復回数はこなせるかもしれません。また、運動経験が浅い初心者の方なので、すべてのエクササイズは新鮮な刺激になります。運動は開始して2~3カ月が一番効果を実感しやすいタイミングです。ゆえに、体力レベルを評価せずにエクササイズ処方してしまうとオーバーワークになり、運動をやめるきっかけになるかもしれません。運動量が少ないことも想定されることから、出来るだけ身体を動かして筋肉を鍛えて姿勢改善をしていきましょう。

一方、右の男性の場合(モデルは私ですが…)は、日中がデスクワークの部分がまずポイントです。この方は、長時間同じ姿勢を取り続けているがために、猫背を誘発する筋肉を使いすぎている可能性があります。特定の筋肉を使いすぎると固くなってしまい、ストレッチが入りにくくなってしまいます。姿勢改善にはトレーニングは必要ですが、このようなケースだといきなりトレーニングは危険かもしれません。まずは身体のボディメンテナンスやケアを行うことも選択肢にれていきたいところです。いくら運動を継続しているといっても、日常生活で一番よくとる姿勢には敵いません。身体の緊張が程よくとれた段階で運動へ移行すると効率よく姿勢改善ができるかもしれません。

よくあるような例を二つ上げてみたのですが、二例とも猫背です。しかし、バックグラウンドが違うので改善を行うポイントも変わってきます。そこに、現状の動作評価を加えることで、より正確に弱点や苦手なを把握することが出来ます。そして改善がスタートしていきます。ここまでの一連の流れを行えるのがパーソナルトレーナーだからです。パーソナルトレーナーは、動作の問題点を追及できる運動指導者とPBMは考えています。

個人的には痛みの問題の専門家は治療院、整体院の先生。動作に起因する問題専門家はパーソナルトレーナーだと思っています。ほかの運動指導者との違いは幅広い専門知識を有する(運動整理学、機能解剖学、栄養学、バイオメカニクス、心理学など)点ではないでしょうか。なので、包括的に評価をすることになり、クライアントの意外な問題点まで浮き彫りにしていきます。

 

評価に基づいたアプローチを行いましょう

姿勢の歪みに関する問題は、身体をもともとある機能通りに動くようにしていくことが大事です。そのように行うことで、むやみやたらにに運動やトレーニングを行わなくても姿勢は自然と直っていきます。

・どの関節の動きに問題があるのか

・どの筋肉がうまく動いていないのか

ここを明確にすることがポイントです。そして問題点を少しずつ解決するようにトレーニングしていきます。そこをパーソナルトレーナーがうまく情報共有できるかもカギになってきますね。(なので相性の問題も存在します…)

問題点が分からないのでとりあえず、いろんな運動を行うことは悪いことではありません。しかし、効率という点においてなかなかうまくいかないことがあるかもしれません。正しいアプローチを行えば、以下のように変化は徐々にでてきます。

スタート時

セッション4回目

 

上記のお客様は、週に1回のパーソナルトレーニングのセッションとご自宅で2~3個のエクササイズをを実施していただいています。

リモートワークもあって、頭部の前方変位が強く(ストレートネック、スマホ首)、典型的な猫背であったため、胸椎周りの修正エクササイズと体幹のトレーニング実施することから始めました。

ご自宅でのほんのわずかなトレーニングを行っていただいているおかげで、トレーニング効果の持続時間が伸びてきています。スタートして約1ヶ月ちょっとの期間ですが、現在では目標を上方修正して、ウエイトトレーニングを実施し、姿勢を安定させることに加えて、リモートワークで減った運動量改善に向けて筋力アップのトレーニングも開始しました。

 

この短期間でトレーニング効果が出てきたのもスタート時のチェックや評価を丁寧に行ったことが大きいのではないかと考えています。トレーニング方法や種目は今の時代簡単にYouTubeなどで調べることが出来ます。しかし、大事なのは活用の仕方の時代となりました。どのエクササイズを適切に処方するかがトレーニング成功のカギになってきいます。

少し細かな話をすると…

 

身体には「ボディマッピング」という身体の姿勢や動作に関して地図のような感覚が存在しています。このマッピングによって人間の姿勢やあらゆる動作は管理されているような状況なのですが、主観的な評価のみに頼っていてはなかなか改善することが難しいです。

例えば、本人が正しいと思う良い姿勢は本当に良い姿勢なのでしょうか?周りの人が見ると意外と反り腰姿勢になっていたりします。本人の思う良い姿勢=実際に良い姿勢?ということです。

その間を埋めるためには、客観的な評価に頼ることがベストです。なので、姿勢改善が二人三脚で行うのがベストな選択かもしれません。AIが搭載されているアプリを使って数値化するもよし、目視による他人の評価でもよし、姿勢改善を行う際マッピングを修正することはとても重要なポイントです。

PBM姿勢測定システムはこちら

最後に

福岡市南区長丘にあるパーソナルトレーニングジムPBMは、動作改善を専門とし姿勢の改善から機能改善を得意とするプロのパーソナルトレーニング集団です。PBM独自の整体法ボディメンテナンスとパーソナルトレーニングを組み合わせることで、不調なかなか解決しづらい問題対して運動、栄養、休養の3側面からアプローチしていていきます。身体のことなにかお困りでしたら一度ご相談くださいね。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

コロナに負けずに2023年も頑張っていきましょう!