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健康長寿社会における運動指導者の使命 ⑬

福岡市南区のパーソナルトレーニングスペース
Personal Body Management
提携トレーナー兼管理栄養士の吉村俊亮です(^^)

 

 

このシリーズでは、僕が保有しているパーソナルトレーナーの資格であるNSCAジャパンの顧問をされている寛仁親王妃信子殿下『第2回NSCAジャパン・日本健康運動指導士会 合同学術大会』でのスピーチをご紹介していきます。

シリーズひとつひとつが長文になりますが、貴重なお話なのでよろしければご一読ください。

このシリーズは⑮まで更新予定です。

 

 

以下 Strength & Conditioning Journal(vol21,number5,june2014)から引用

 

 

健康的に歳を重ねるために

~健康長寿社会における運動指導者の使命~

 

人を運動指導の現場へ導くための展開

 

 

病気がちの方や健康に自信のない人にとっては「運動をやらなくてはならない・・・」と思い、「メニューはこれです。この運動を始めます」とトレーニングやストレッチをしどうされてもこの言葉は自信のない方にとってハードな切り口となりずしんと重く感じてしまうこともあります。「これをやってみませんか?」「気分がよかったら・・・」という、ちょっとした言葉のパズルで、気持ちが軽くなる場合もあります。「こういうふうにやってみませんか?」という言葉の推し方で、「ちょっとやってみようかな?」と運動を続ける機会になった方もいらっしゃいます。「運動って、体育でやったのと一緒のことをやっているのでしょ?」と聞かれる方もおられます。「運動」という言葉に過剰に反応される方がおられるのです。

運動に参加した背景には、腰や膝が痛い方、痩せたい方、パソコンを見ていることが多い方、本を読んでいることが多い方、ゲームをしている方が周りに増えていることを感じるようになりました。「ふだん、こういう生活をしていませんか?」とは、なるべく伺わないようにしています。自分の生活が見られているようで好きではない方もいるでしょう。

言われたほうが嬉しいをおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。何でも言って欲しいという方に対して、言われたけれど何てお話したら良いのか? ということもあります。資格を取って学んだことを実践し、言葉を発する前に一呼吸おいて、本当に電話の反対側の方もお答えが聞きたそうな方にだけ、「同じですね・・・お身体動かせますか?」無理強いはせずお話しすることはあります。ケースバイケースではありますが。

私は、運動指導者ではありませんしトレーナーでもありませんが、パーソナルトレーニングの経験と今まだ継続していることから、気にも留めていなかった人それぞれの身体の癖が気になる様になりました。その方々にお話しをすることがたまにあります。「何故それが気になったの?」その時には、「トレーニングをやっているの。そこで私が気づいたのだけれど、自分の身体にこういう痛みも癖があって・・・」とお話をすると、「確かに・・・そういうことなの」と納得頂けます。お話した方々がご自身と相性が良く、パーソナルトレーナーを探すことができるか、お財布的にできるかは難しいところであると悩まれてはおられます。

私は運動のきっかけを投げる係、それを受け止めて下さるのは皆様方です。皆様方に受けとめて頂くことで、その方々が健康について考えるようになり、運動の必要性等に気がつき、「これを治さなくては」という時、多くの皆様方が必要です。

 

 

Strength & Conditioning Journal(vol21,number5,june2014)から引用

 

 

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