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絶対痩せたいコロナ太り!コロナ禍メタボリックシンドロームの健康予防を考える

福岡市の姿勢改善専門パーソナルトレーニングジム、Personal Body Managementの中村治人です。
本日(9月6日)は台風によりいただいていたご予約が、、、、ということでブログを書こうと思いました。ゆっくりブログと向き合えるのもまた、台風のおかげであります。ここはひとつ流れに身を預けて、ブログに専念してみたいと思います。
(と言って、本日までかかりました…)

本日は現代の定番ワードなりつつある「コロナ太り」をテーマにしたいと思います。
コロナ太りはメディアでこそよく見たり聞いたりする言葉になりましたが、具体的に指すことはよくわからないなと個人的に思っていました。そこで、熊本市健康情報誌で興味深いものがあったのでシェアしてみたいと思います。


【目次】

  1. コロナ太りって結局なに?
  2. コロナ太りの実際の影響
  3. メタボリックシンドローム(メタボ)との関連
  4. コロナ太りの正しい対策

 


1.コロナ太りって結局なに?

コロナ太りとは、「新しい生活様式」に始まり、外出制限による運動量の変化、また食習慣の変化により体重が増えてしまうことを指すようです。病気的な表現というよりは社会現象の一つかと考えます。

コロナ禍で変わった具体的なもの

・テレワーク、リモートワーク
・オンラインでの活動
・おうち時間(自宅で遊ぶ)
・フードデリバリー
・WEB通販(Amazon 、楽天など)

といったところでしょうか。上記にあるように、これらの共通項は「外出をしない」というところです。「外出」がどれだけ大事かというと、福祉や介護の話になりますが、「一番重要なリハビリは外出すること」と以前、勉強会で聞いたことがあります。それだけ家の中だけで生活することはリスクを伴う事のようです。

外出にの機会が減ると、身体の筋力の低下も引き起こす可能性が高いです。詳しくは下をご覧ください。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)についてはこちら

今回は体重や生理的な側面の中心とした内容になります。現状を理解したうえで正しく対策していきましょう!

2.コロナ太りの実際の影響

 

コロナで運動量は減少傾向

(https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=37649より)

右のデータは、令和2年9月に調査されたものをまとめたものになります。

コロナ禍に入り運動量の減少を感じた方は多くいらっしゃるようです。また、食事の量や飲酒量は増加傾向です。また、気になったのは「ゲーム」の時間ですね。私が子供のころは「テレビゲーム」という呼称が多かったように思います。現代はスマートフォンでもゲームができる時代です。ゲームはいまや大人もスマートフォンで行っていますよね。ゲーム=スマートフォン依存のようなニュアンスで個人的には考えてします。決して本質的には子供たちだけの問題ではないのではないでしょうか。

さらに、https://nihonkenshin.jp/pdf/202204/06.pdf のデータによれば、コロナ第一波のころのデータらしいのですが、体重が1kg以上増加した人は20~64歳で30.9%、65歳以上では18.6%という研究結果出ています。

まとめると…
  • コロナ禍の運動不足は明確な事実として問題
  • おうち時間が増えた分、飲食の時間は増加傾向
  • 喫煙量やカフェインの量の増加によるメンタルへの影響が増加傾向
  • テレビゲームの時間激増による目やゲーム依存体質の可能性

といった諸問題が現在進行形で起きているといえます。細かな実態が浮き彫りになるのはこれから数年後のはずです。今何かを起こさなければ、将来取り返しのつかないことになる可能性が十分にあるといえます。

これらの複数の要素が絡み合って、体重が増え、コロナ太りは起きてしまいます。
1日に必要なエネルギー必要量>摂取エネルギー量 にならなければ体重は増えていきます。コロナ禍の問題は生活習慣病(メタボリックシンドローム:メタボ)に大きな影響を与えていると考えられます。メタボリックシンドロームは、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性があるきわめて危険な状態です。いつ何が起こるか分かりません。原因である生活習慣が変わらなければ、投薬の量だけが増えてしまい、身体の中はどんどんダメージを蓄積していきます。結果、ちょっとしたことが引き金になって、命に係わる問題になりかねません。

コロナで運動不足を感じている方は、体重を落とそうと考える前に、まずは適度に身体を動かすことでもいいのでなにかを始めてみませんか?

3.メタボリックシンドローム(メタボ)との関連

メタボリックシンドローム:通称メタボとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。

 

各種の基準値

必須項目
ウエスト 男性90cm以上/女性85cm以上
内臓脂肪面積 男女ともに≥100cm2に相当


下記の3項目のうち2項目以上該当
高血圧
130/85mmHg以上

高血糖
空腹時血糖が110mg/dl以上

脂質異常症
中性脂肪150mg/dl以上 かつ/または HDLコレステロール40mg/dl未満


皆様はいかがでしょうか?個人的には一つでも該当するのであれば、ぜひ運動を始めることをおすすめします。数値上が悪化して症状も出てくると運動が困難になるケースがあります。そうなる前に少しずつ始めることが将来へ投資であり財産になるはずです。

 

コロナ太りとメタボの背景とフローチャート

 

 

外出時間の減少により、運動量は低下します。そして、運動時間の減少や活動量の低下は一日の必要エネルギー量の減少させます。それにも関わらず、摂取するカロリー量は増えている可能性が高いです。摂取したカロリーのうち、すぐにエネルギーとして使われなかったカロリーは脂肪として身体に蓄積されます。この状態が肥満と言われたり、メタボと言われたりしていきます。

 

日本の三大死因は生活習慣病と関係

日本の三大死因とされているのは、①悪性新生物(≒ガン)②心疾患(≒心筋梗塞)③脳血管疾患(≒脳梗塞)です。そのうち、心疾患と脳血管疾患は生活習慣病と密接にかかわりを持っています。

また、疾病全体に占める生活習慣病の割合が増加し、現在は死因の約6割に達しています。

メタボはこういった環境に陥らないように定義された病態です。メタボを回避することが健康寿命を延伸させることへつながります。

全体の6割が生活習慣病と関連
(https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2018/03_01.html)

コロナ太りとメタボの悪循環

 

 

4.コロナ太りの正しい対策

コロナ太りは運動不足が原因です。日頃の活動量が減少したのであれば、どこかで補う必要があります。
本日はご家庭でもできるコロナ太り解消の運動方法を3選をご紹介します!

①筋膜リリース

 

急に体を動かすと、筋肉の緊張強かったり関節の動きが悪く痛みを引き起こすこともあります。筋肉に緊張には弱い刺激を筋肉入れてあげることから始めていきましょう。フォームローラーを使った筋膜リリースがオススメです。

フォームローラーを使った筋膜リリースは、ローラーから筋膜及び筋肉へ圧を入れていくことによって、小さい血管の血液に流れが徐々に改善していきます。これにより、収縮不全により緊張を引き起こしていた筋肉の状態がほぐれていき、体が軽くなったような感覚がでてきます。血行もよくなりコリなどが改善することもあります。

 

 

 

②ストレッチ

 

自宅トレーニング(宅トレ)を行うにあたって、一番お金をかけずにできるのはストレッチでしょう。必要なのは畳一枚分のスペースのみ!ストレッチは筋肉に心地よい伸張性を与える(刺激を入れる)ことによって、マッサージのような効果を得ることができます。

イタ気持ちいいと感じる程度に伸ばすように心がけましょう。あまり強く引っ張って、痛く感じるまで伸ばしてしますと、筋肉が痛みにより緊張してしまい、伸びにくくなってしまいます。

また、男性に多いですが、身体が固すぎるとるとストレッチそのものが難しくなるかもしれません。その場合ストレッチは出来る範囲で行うようにし、低強度のエクササイズを行うようにしてみてください。

 

③エクササイズ

エクササイズというのは、個人的には動的な関節の運動をともなった動作のことを指します。例えば、ピラティスやヨガ、体幹トレーニングや筋力トレーニングなど幅広いジャンルを指します。ただ、エクササイズとなると、苦手なものを出来るようにする=処方というようなニュアンスがあるのかと思います。「Execise is medicine:運動はお薬です」という言葉があるように、運動はときに薬ような役割を持ちます。そのような場合の運動をエクササイズと個人的には呼んでいます。

様々なジャンルがありますが、自重トレーニングを行うのが分かりやすいのかもしれません。自重トレーニングとはご自身の体重を負荷として活用し様々なエクササイズを行うことができるものです。代表的なものと言えば、スクワットや腕立て伏せ、プランクなどがあるかなと思います。必要であればダンベルを用いたりしてみましょう。

 

 

 

おすすめトレーニング動画はこちら

いかがでしたでしょうか。コロナ太りはアフターコロナでも大きな影響を与えるのではないかと思います。リモートワークは経費だけで考えれば、交通費や事務所やオフィスの節約になるのでこれからも継続すると思います。コロナがきっかけで生活の価値観が大きく変化したので、それに対して私たちの健康に対する考え方を修正する必要があります。ここまで読んでいただきましてありがとうございました。