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トレーナー兼管理栄養士の吉村俊亮です(^^)
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今回の記事では、プロ・アマ関わらずスポーツ選手のサポート側の人が必ず知っておかないといけないグリコーゲンローディングについてです(^^)
スポーツ選手にとって、いかに疲労せずに動き続けることができるかというのは試合の結果を左右する大きな要因です。
運動前の筋グリコーゲンの貯蔵量が多いほど、疲労困憊までの時間が長いことが分かっており、どのようにして筋グリコーゲンの貯蔵量を試合前に増やすのかが課題になります。
有名なのが、マラソン選手がよくするグリコーゲンローディング(カーボローディング)という方法です。
グリコーゲンローディング自体は、すでに一般の方も知っているという方が多いのではないでしょうか?
現在のグリコーゲンローディングは試合の3日前あたりから糖質の摂取量を増やすことで、体内に多くのグリコーゲンを貯蔵する方法です。
グリコーゲンローディングに成功すると、試合での疲労困憊までの時間が長くなります。
これはスポーツ選手にとって大きなメリットになります。
しかし、このグリコーゲンローディングにはデメリットもあります。
これを知らずにグリコーゲンローディングを実践するのは非常に危険です。
実はグリコーゲンローディングに成功すると、体重が1~2kg増加します。
この体重の増加はグリコーゲンの性質に由来します。
グリコーゲンには1gあたり約3g程度の水分を保持するとう性質があります。
つまり、筋グリコーゲンが通常より増えることで筋中の水分量が増えるのです。
選手にとって、体重増加というのはプラスに働く場合とマイナスに働く場合があります。
例えば、コンタクトスポーツではポジションによりプラスに働きます。
逆に、陸上競技のようにスピードを競う種目では、体重増加がスピードを落とすことに繋がります。
マラソン選手が走り始めに身体の重さを感じていて、中盤あたりから急に身体が動くようになったという話は、このような理由が考えられます。
グリコーゲンローディングのデメリットはスピードやキレを落とす可能性があるということです。
このことを知っておくだけで、グリコーゲンローディングが推奨されるもしくは推奨されないスポーツやポジションの判断がつくのではないでしょうか(^^)
次回は競泳界が変えたトレーニングの常識について書いていきたいと思います!!
~管理栄養士によるスポーツ栄養指導~
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